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2019年5月ネットチャンネルコンテンツ

企画書を描いて実践!実際に成果の出た企画書

寿司割烹店の増販増客 完全バリアフリーの寿司割烹としてリニューアルオープンした店。
創業以来、子供からお年寄りまで幅広い年齢層を相手に法要・祝膳を中心に宴会や店内売上で順調に売上を伸ばしてきた。

しかし、近年、売上の大きな柱である法要客が市内中心部の競合店に流れる傾向が見受けられる。
宴会や食堂売上についても全国チェーンの居酒屋の進出があり、客数及び客単価の減少が目立つようになってきた。

介護施設と間違われるほどの完全バリアフリー平屋建て造りを自店ならではの強みであると認識し、市内在住高齢者及び周辺介護施設とご利用者家族へ向けたイベント開催。
戦略的なプロセスとツールを用いて35名収容可能な客室で高齢者向け試食会などを実施した。

競合が次々と現れる飲食店で生き残っていくためには、味に自信があっても販促が必須となる。
ターゲットを絞り込み、強みを認識させ、来店に結び付けるまでをPT設計し、実践していく。

月に5件ほど団体の予約が入るようになり、忘新年会時期は前年比105%となった。

高橋憲行直伝! 増販増客のキーワード!

ネット活用3点セット 近隣マーケティングは、地域という関係性で切った極小市場をターゲットにして展開するものです。
コンビニもファーストフードも、大都市圏では半径100、200 m圏内で勝負しています。
歯科医の商圏も500m程度、家電店もその程度でしょう。

もっとも、地方にいけば数キロ圏内と拡大し、顔見知りも多くなり、近隣と身内は重なる傾向にあります。

年間20棟ほど建設する地方の工務店、住宅会社も、顧客からの紹介も含め、ほぼ身内と近隣からの受注しかありません。
しかし、これを放置し、新聞折込チラシや広告による売上増を期待して失敗するケースはあまりに多いものです。

近隣の強みを徹底的に活かし、地域で知られた存在になればいいのです。
市場と定めたエリア内のデータベースを作り、地道なコミュニケーション活動をしましょう。

YANの法則(個客スペクトルの法則)
ベンチャーなどの起業直後の経営者は、「市場は大きい。だから可能性が高い…」とよく言います。
しかし飲食店は全国に150万店を超え、美容室は20万店。旅館業や歯科医院も6万以上も存在します。

大市場を夢想し、足元を固めず時間だけ過ぎるのが起業や企業の新事業進出の大半の現実です。

市場を狙う場合、橋頭堡は小さいほうがいいでしょう。
まず小さく起ち上げ、信頼を勝 ち得て市場を拡大するのがもっとも望ましいものです。

1%どころか1パーミル(1000分の1)でも充分です。こうして絞り込んだ スキミング(上澄み)層をターゲットとして戦略的に展開します。

ベンチャーも新事業も、1 パーミルの上澄み層(共感層)だけの支持を集め、そこに徹底的に少ない経営資源を投下するのが、市場を急速に実現できる手段です。

ネット活用3点セット・YANの法則(個客スペクトルの法則)

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