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2018年9月ネットチャンネルコンテンツ

企画書を描いて実践!実際に成果の出た企画書

街の小さなメガネ店の増販増客 メガネ市場のシェア70%近くは大手メーカーにより占められており、個人経営の小規模メガネ店は売上減に悩まされている。

そんな中、55店舗の「街の小さなメガネ店」を組織化し、大手に対抗できる経営力をつけようと大手レンズメーカーから独立した企業が立ち上がる。
商品仕入れの強化、ローコストチラシやDM等の共同作成、顧客管理、経 営計画、マーケティング等の情報・ノウハウの共有を図った。

購買サイクルが長い商品であるメガネの場合、個客名簿を拡大し続けることが増販の絶 対命題。催事の開催は、売上増のみならず、都度の新規個客の獲得も実現した。

また、金券である紹介チケットの発行と、期限間近のお知らせも、さらなる名簿増大の仕掛けとなった。

まずは1店舗で季節の催事を軸に昨対138%を達成、さらに他店へ水平展開、昨対 147%を達成。

「街の小さなメガネ店」の成功パターンを確立し、その増殖を目指していく。

高橋憲行直伝! 増販増客のキーワード!

4Pから『6Pの時代』 従来、4Pが重要と言われてきました。
しかし、マスマーケティング前提の4Pは、不況と商品過剰供給の時代という壁に、4P推進だけでは勝てない事態に直面しています。

そこでProfile(個客管理)、Process(プ ロセス管理)を加えた6Pとして考えるのが いいでしょう。

Profile は個客管理。お客様のプロファイ ル(属性)を把握すること。
Process は、 個客の変化に応じてコミュニケーションをと ること。すぐに購入するお客様もいれば、手 間をかけなければ購入しない場合もあり、コ ミュニケーションのプロセス管理が必要です。

プロモーションとプロセスの違いですが、 マスマーケティングのプロモーションは、不特定多数へのコミュニケーションなのに対 し、プロセスは、お客様の実情(プロファイ ル)をよく押え、個々に対してのコミュニケー ション・プロセス(リレーション)管理を伴う点にあります。

エンドユーザー・フォーカスの原則
メーカーだけでなく、各企業全体に言えますが、直前の取引先を「お客様」と思いがちです。

しかし実際の顧客は「自分の意思でサイフを開く最終顧客(エンドユーザー)」です。  ルートセールスなどの場合、これを忘れが ちで、現場に行かず目の前の取引先ばかりに対応します。

メーカーは、代理店だけをお客様と考え、 代理店は地方の代理店をお客様と考え、その地方代理店は、販売店をお客様と考えます。

もし販売店に顧客指向が希薄でサービスも悪ければ、その販売店では売れません。顧客は行くはずもないのです。

「売れない」、「売れない」の連鎖構造は、こうして起こっています。

いま一度、最終顧客に焦点を合せたマーケティングを展開すべきでしょう。

4Pから『6Pの時代』・エンドユーザー・フォーカスの原則

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