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2018年8月ネットチャンネルコンテンツ

企画書を描いて実践!実際に成果の出た企画書

製造業、極小市場差別化戦略で安定的事業へ 鍛冶屋として45 年にわたって営業してきた鉄工所。
昨今の仕事量の減少や、仕事の不安定さを補うべく、10年前より開発・販売を進めてきた落雪防止装置。

前年は1168 個と過去最高の売上を計上したものの、安定的な売上を確保する仕組みにはなっていないのが現状。

社員の行動目的・目標を示すことで、統一された増販活動が行え、安定的 事業形態の確立と売上向上、そして、他地域進出への足がかりのためのファーストステージとしての販促企画に取り組んだ。

SWOT分析の結果、自社の強みは、リピーターが多く、口コミ紹介が多いことがわかった。
そこで、世話好きでおしゃべりの好きな高齢専業主婦をター ゲットに、落雪被害にあったor 心配な高齢者宅を紹介してもらうためのキャンペーンを行った。

つまり、専業主婦を代理店と見立てた顧客拡大だ。
ポスティングや、地域企業ならではの直接訪問も行ってコミュニケーショ ンを図り、口コミで広げてもらうことに成功した。

結果、前年対比247%達成することができた。

増販の3原則

「増販の3原則」とは、一見客の来店(第1の法則)を誘い、再来店を促し(第2の法 則)固定客化し、その固定客の来店頻度、購入単価を上昇(第3の法則)させることです。

売上を上げる手段は多様にありますが、まずは「増販の3原則」に基づいたプロモーションを徹底しましょう。
競合店や競合企業のお客様がこの店や企業に来店、発注をするようになります。

第1の一見客の獲得はハードルがやや高く、コストもかかりますが、第2の再来店を 誘う、費用対効果のいい方法(次回来店クー ポン・ポイントカードなど)は多数あります。
この第2の法則のコントロールに慣れれば繁盛店、成長企業になれるでしょう。

飲食などは3ヶ月程度で一気に売上を回復し、十分繁盛店になれますが、もちろん商品 (メニュー)と接客態度は、最低レベルをクリアしていることが条件です。

高橋憲行直伝! 増販増客のキーワード! 催事販売善循環の法則

催事販売会の上手な店は、結果的に「催事販売」「通常販売」「相乗効果」という3層構 造の売上構成が形成されます。

小売業の場合、この催事は安売り催事では なく、従来扱っていないものなどをテーマに開催することです。

一般的に3日程度の催事での売上目標は月商の半分以上ですが、月商以上を達成するケースもあります。
催事来店客は、催事を楽しむ結果、通常販売時に来店する頻度が高まり、相乗効果での売上増がおこります。

こうして通常販売が落ち込む分を、「催事 販売」と「相乗効果」によって、大きくカバー できます。
催事販売能力を持つ店は、景気が 悪くても、商圏内シェアを拡大しながら潤うことになります。

催事販売は、小売業だけの課題ではありま せん。印刷会社、コンサルティング事務所などにとっても、多少アプローチは異なります が、構造はほぼ変わりません。

催事販売善循環の法則、増販の3原則

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