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2019年4月ネットチャンネルコンテンツ

企画書を描いて実践!実際に成果の出た企画書

老舗クリーニング店の増販増客 創業50年の老舗クリーニング店。業界全体の厳しい売上減少に追い討ちをかけるように、大手クリーニング店や資本力のある競合が次々に出店しており競争が益々激化してきている。

個客もクオリティよりも、近い・安い・早いが優先するようになっており、今後の生き残りをかけた増販増客活動を余儀なくされた。

周辺を調べると団地が何棟かあるため、新規個客の取り込みは可能と判断。
さらに既存個客への再来店と、身内マーケティングの展開で顧客単価の向上を狙った。

また、競合店が行っていない宅配新サービスを提供することで差別化を図る。
パートへの徹底した教育、細やかな営業プロセスを経てキャンペーン開始1ヶ月で昨対越えを達成、さらに気候の影響から落ち込む月も原因究明と迅速なリカバリー策をたて、3ヶ月連続での昨対越えの成果をあげた。

高橋憲行直伝! 増販増客のキーワード!

近隣マーケティング 近隣マーケティングは、地域という関係性で切った極小市場をターゲットにして展開するものです。
コンビニもファーストフードも、大都市圏では半径100、200 m圏内で勝負しています。
歯科医の商圏も500m程度、家電店もその程度でしょう。

もっとも、地方にいけば数キロ圏内と拡大し、顔見知りも多くなり、近隣と身内は重なる傾向にあります。

年間20棟ほど建設する地方の工務店、住宅会社も、顧客からの紹介も含め、ほぼ身内と近隣からの受注しかありません。
しかし、これを放置し、新聞折込チラシや広告による売上増を期待して失敗するケースはあまりに多いものです。

近隣の強みを徹底的に活かし、地域で知られた存在になればいいのです。
市場と定めたエリア内のデータベースを作り、地道なコミュニケーション活動をしましょう。


1%マーケティング(スキミングの法則)
ベンチャーなどの起業直後の経営者は、「市場は大きい。だから可能性が高い…」とよく言います。
しかし飲食店は全国に150万店を超え、美容室は20万店。旅館業や歯科医院も6万以上も存在します。

大市場を夢想し、足元を固めず時間だけ過ぎるのが起業や企業の新事業進出の大半の現実です。

市場を狙う場合、橋頭堡は小さいほうがいいでしょう。
まず小さく起ち上げ、信頼を勝 ち得て市場を拡大するのがもっとも望ましいものです。

1%どころか1パーミル(1000分の1)でも充分です。こうして絞り込んだ スキミング(上澄み)層をターゲットとして戦略的に展開します。

ベンチャーも新事業も、1 パーミルの上澄み層(共感層)だけの支持を集め、そこに徹底的に少ない経営資源を投下するのが、市場を急速に実現できる手段です。

近隣マーケティング・1%マーケティング(スキミングの法則)

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